食品の栄養成分表示において飽和脂肪酸は推奨、n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸は任意とされています。脂肪酸組成は食品の風味に関わり、n-3系脂肪酸などは健康面で注目されていることから脂肪酸を数値化することで、製品の他社との差別化が図れます。
整髪料や乳液など多くの化粧品でも脂肪酸は利用され、化粧品は薬事法により全成分の表示が義務付けられていることから脂肪酸を数値化する必要があります。
その他に、川の水などの脂肪酸を分析し、食品や洗剤による汚染などを調べることができます。
測定方法
ガスクロマトグラフ(GC)を用いて分析します。
測定例(ハンドクリームに含まれる脂肪酸類)
検査の流れ
1お申込み
- 下記問い合わせフォーム(または こちらの申し込み用紙)にご記入の上、苫小牧の分析所宛にFAXを送信ください。
2詳細打合せ
- 当社の営業担当・分析スタッフから、試料の採取方法や試料量・運搬条件などをご案内いたします。
- 食品の特性や調理方法の確認、採取日程の打合せを行います。
3採取・運搬
- 打ち合わせの際に案内申し上げますので、所定の手順で発送ください。
- 成分変化を防ぐために冷蔵状態での輸送をお願いする場合がございます。
4検査・分析
5報告
- ご希望の場合、検査結果をメールまたはファックスで速報いたします。
- 報告書・請求書を後日送付します。
- 目安納期 10営業日程度
ご不明な点がございましたら、気軽にお問い合わせください。