土壌に含まれる有害物質による健康被害防止のため、調査の方法、健康リスクの評価、汚染土壌の処理などを定めた土壌汚染対策法が平成15年に施行されました。
令和元年度の調査件数は全国で1,257件に上り、そのうちの約半数で基準不適合土壌が確認されています。
また、自主調査は約3割に上り、リスク回避のために土地売買を契機に自主的に調査を実施するケースが増えています。
        土壌汚染調査の契機
| 法第3条調査 | 有害物質使用特定施設の廃止 | 
|---|---|
| 法第4条調査 | 一定規模以上の形質変更 | 
| 法第5条調査 | その他のリスクに鑑み知事が調査命令 | 
| 自主調査 | 土地所有者等が自主的に調査 | 
土壌汚染調査の流れ
一般的には地歴調査を実施し、汚染の可能性を確認した後に、試料採取調査に移ります。
1地歴調査
既存資料を基に汚染物質を特定し、汚染の恐れを区分します。
2状況調査(表層採取)
地歴調査の結果から実際に試料の採取・分析を行います。
| 汚染の恐れがない | 調査不要 | 
|---|---|
| 汚染の恐れが少ない | 30mメッシュで5地点混合調査 | 
| 汚染の恐れが多い | 10mメッシュで調査 | 
3詳細調査(ボーリング調査)
深度10mまで1m毎にボーリング調査を行い、詳細な深度方向の汚染範囲を調査します。
区域指定の申請や処置方法の検討の際に実施する事があります。
土壌汚染調査費用
調査の契機により調査内容に選択肢がありますので、お客様のご希望に沿って適切な調査計画をご提案いたします。
気軽にご相談ください。また、持ち込み試料の分析も受け付けています。
地歴調査
| 既存資料調査 | 土地利用状況調査 旧版住宅地図・空中写真 聞き取り調査・現地調査  | 
200,000円~ | 
| 汚染の恐れの区分 | 区分図の提出 | 
汚染調査
| 第1種特定有害物質 (12項目) | ①クロロエチレン ②四塩化炭素 ③1,2-ジクロロメタン ④1,1-ジクロロエチレン ⑤シス-1,2-ジクロロエチレン ⑥1,3-ジクロロプロペン ⑦ジクロロメタン ⑧テトラクロロエチレン ⑨1,1,1-トリクロロエタン ⑩1,1,2-トリクロロエタン ⑪トリクロロエチレン ⑫ベンゼン  | 
20,000円~/地点 | 
| 第2種特定有害物質(9項目) | ①カドミウム及びその化合物 ②六価クロム化合物 ③シアン化合物 ④水銀及びその化合物 ⑤セレン及びその化合物 ⑥鉛及びその化合物 ⑦ヒ素及びその化合物 ⑧ふっ素及びその化合物 ⑨ほう素及びその化合物  | 
(溶出量試験) 30,000円~/地点 (含有量試験) 30,000円~/地点  | 
| 第3種特定有害物質(5項目) | ①シマジン ②チオベンカルブ ③チウラム ④ポリ塩化ビフェニル ⑤有機リン化合物  | 
50,000円~/地点 | 
| 油分 | TPH試験 | 15,000円~/地点 | 
試料採取費用、試料調整費が別途かかります。
分析項目は1項目から承りますのでご相談ください。
地下水分析
| 観測井戸設置、難透水性地層の評価、各種地下水水質検査を承ります。 | ご相談ください。 | 



| 名称 | 株式会社北炭ゼネラルサービス | 
|---|---|
| 指定番号 | 2003-01000-2014 | 
| 住所 | 北海道苫小牧市あけぼの町1丁目3番3号 | 
| 連絡先 | 電話番号:0144-55-1171 FAX:0144-55-1173 E-mail:h-fujii@hokutan-gs.co.jp  | 
| 事業所の所在地 | 北海道苫小牧市あけぼの町1丁目3番3号 | 
| 業の登録・許可の状況 | 計量証明事業登録(濃度・騒音・振動・熱量)、作業環境測定機関 | 
| 環境計量証明事業(濃度) | 許可者・許可登録番号:北海道知事 第628号 | 
| 技術管理者数 | 環境センター(北海道苫小牧市/北海道): 1 人 | 
| 土壌汚染調査の従事技術者総数 | 6 人(上記技術管理者を含む) |