食品栄養成分表示

ENVIRONMENT

栄養成分表示は過去には複数の法律により定められていましたが、現在では食品表示法により一元化されて表示が義務化されています。これは消費者が栄養成分表示を見ることで、適切な食品選択や栄養成分の過不足の確認等に役立てることを目的にしています。

参考

消費者庁:「早わかり食品表示ガイド(令和2年11月版・事業者向け)」

 

検査対象

原則として全ての一般用加工食品、及び添加物に対し、表示が義務付けられています。

検査方法

分析による手法

「食品表示基準について別添 栄養成分等の分析方法等」公定分析法に基づき、実際に製造ロットから採取した食品を分析し、成分を調べます。

分析以外の手法

分析が難しい場合、公的データベースなどに基づく「計算値」、「参照値」により栄養成分値を求めます。

分析項目

表示の区分対象となる栄養成分等
義務熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(食塩相当量)
推奨飽和脂肪酸、食物繊維
任意n-3系脂肪酸、n-6 系脂肪酸、コレステロール、糖質、 糖類、
ミネラル類(ナトリウムを除く。)、ビタミン類

当社では表示義務の定められている5成分の他、食物繊維の分析の実績が豊富です。食品の特性や調理方法を把握し、適した分析方法を選定いたします。

検査の流れ

1お申込み

  • 下記問い合わせフォーム(または こちらの申し込み用紙)にご記入の上、苫小牧の分析所宛にFAXを送信ください。

2詳細打合せ

  • 当社の営業担当・分析スタッフから、試料の採取方法や試料量・運搬条件などをご案内いたします。
  • 食品の特性や調理方法の確認、採取日程の打合せを行います。

3採取・運搬

  • 打ち合わせの際に案内申し上げますので、所定の手順で発送ください。
  • 成分変化を防ぐために冷蔵状態での輸送をお願いする場合がございます。

4検査・分析

5報告

  • ご希望の場合、検査結果をメールまたはファックスで速報いたします。
  • 報告書・請求書を後日送付します。
  • 目安納期 10営業日程度

ご不明な点がございましたら、気軽にお問い合わせください。