溶接ヒューム測定

ENVIRONMENT

溶接作業における「溶接ヒューム」の濃度を測定します。

金属アーク溶接等の作業では、溶接時に「溶接ヒューム」と呼ばれる微細な粒子が発生します。

溶接ヒュームにはマンガンなどの金属成分が含まれる場合があり、作業者が長期間ばく露することによる健康障害が懸念されています。

このため厚生労働省では関係法令を改正し、金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場について、溶接ヒュームに関する新たな規制を設けています。

当社では、溶接ヒュームの濃度測定を通じて、事業者様の安全衛生管理をサポートいたします。

溶接ヒュームとは

溶接ヒュームとは、金属アーク溶接等の際に発生する非常に細かな金属粒子などを含む煙状の物質です。

溶接作業者の呼吸域に溶接ヒュームが存在していることで、作業者がこれを吸入する可能性があります。

そのため、溶接作業における作業者のばく露状況を把握し、適切な呼吸用保護具を選択することが重要です。

「作業環境測定」と「溶接ヒューム測定」の違い

溶接ヒュームは特定化学物質(第2類物質)として規制されていますが、金属アーク溶接等の作業を行う屋内作業場については、通常の特定化学物質に係る作業環境測定の対象からは除外されています。

一方で溶接ヒュームについては、労働者の身体に試料採取機器を装着する方法による濃度測定が定められています。

そのため、

「溶接をしているから通常の作業環境測定をすればよい」

という単純なものではありません。

自社の作業が対象になるのか、どのような測定が必要なのかを確認することが重要です。

測定の対象となる作業

主に以下のような金属アーク溶接等作業が対象となります。

  • アーク溶接
  • 半自動溶接
  • MIG溶接
  • MAG溶接
  • TIG溶接
  • その他、アークを熱源とする溶接作業

※具体的な適用範囲については、実際の作業内容・作業場所等を確認する必要があります。

このような事業場はご相談ください

👨‍🏭 金属加工工場

鉄・ステンレスなどの溶接作業を行っている工場

🏭 製造工場

製品の組立・製造工程で継続的に溶接を行う事業場

⚙️ 鉄工・製缶工場

鉄骨・架台・タンクなどの製作を行う事業場

🚜 機械・設備製造

機械設備や部品の溶接・補修を行う事業場

🔧 メンテナンス・修繕

一定の屋内作業場で溶接による補修作業を行う事業場

溶接ヒューム測定の流れ

1お問い合わせ

溶接方法、作業場所、作業頻度、使用する溶接材料などをお伺いします。

2測定計画のご提案

作業内容を確認し、同程度のばく露が見込まれる「均等ばく露作業」ごとに測定計画を検討します。

3試料採取

溶接作業者の方に試料採取機器を装着し、作業中の呼吸域の空気を採取します。

4分析

採取した試料を分析し、溶接ヒュームの濃度を確認します。

5結果報告

測定・分析結果を報告書としてご提出します。

6呼吸用保護具等の対策のご提案

測定結果に基づき、必要な呼吸用保護具の選択など、適切なばく露防止対策についてサポートします。